ソフトハートが就業規則を開示しない理由?
ところがソフトハート研究所は就業規則とレジ取扱規則の開示を「必要ない」と拒否し、裁判ではレジ取扱規則は存在しない、と嘘をついてきました。また新世紀ユニオンが団体交渉を拒否したと主張してきました。実際には就業規則とレジ取扱規則の開示がされたら交渉を申し入れると何回も表明しています。
当時、新世紀ユニオンは厚労省の紹介で兵庫労働局に相談して就業規則の開示を迫る計画を進めていました。この労働局との相談の中で、就業規則の開示をしないのは偽装請負の可能性がある、との指摘を受けていました。実際はレジ要員の派遣であるのに、レジ業務の請負を偽装しているのではないか?との疑いが浮上していたのです。
裁判でも被告ソフトハート研究所は就業規則を開示していません。就業規則が「意味がないと」開示を拒否しています。であるなら解雇(被告によれば雇止め)の法的根拠はないことになり既に勝敗は明らかです。この裁判は6月8日に証人尋問がありその後結審となります。
新世紀ユニオンではこの裁判が終了してからソフトハート研究所の偽装請負と就業規則を開示せず、またレジ取扱規則を開示せずに違算をでっち上げ退職強要する手法を暴露する宣伝を開始し、労組としての空白経営への宣伝を開始していく計画です。
ソフトハートは偽装請負の手法で派遣法の法的義務を回避する違法な事をしており、新世紀ユニオンとしては、このまま悪事を見逃すことは出来ません。したがって裁判が終結してから本格的な大衆闘争に移行する計画です。また悪辣な違法行為を指導した被告側弁護士に対する大阪弁護士会への懲戒請求も検討しています。ソフトハートが就業規則を開示しないのには理由があったのです。偽装請負が明らかとなると受け入れ先スーパーに正規雇用しなければならなくなります。正規雇用にしたくないからAさんを解雇したという訳です。解雇したことで偽装請負は裁判の争点とはならなくなりました。
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