長時間労働の強要も隠蔽するビーピー・カストロール!

パワハラの標的になったAさんは持ち帰り残業で深夜・早朝・休日に、上司の奥に仕事を強要された。それにもかかわらず労働基準監督署は労災認定を却下した。被告のビーピー・カストロールが長時間の時間外労働を隠蔽したからである。もちろん残業代も未払いである。

休日出勤について被告会社ならびに被告奥氏は「原告の勤務時間が過重になっていないことを確認した上、原告に対して休日出勤を命じていた」と嘘の主張をした((準備書面(2)8頁)。しかし、 2014年(平成26年)5月23日に休日出勤を強要するメールが送られた直後に限っても、原告は深夜、早朝、あるいは日曜日も勤務に従事していた。このことは、被告奥氏に送られたメール(甲36)からも明らかである。 被告会社は、被告奥氏と原告のメールの時刻やETCの利用明細等で確認していたというが、原告から被告奥氏に送信されたメールは、「4:58」(甲36の3)、「5:27」(甲36の1)、「23:18」(甲36の2)等、 深夜、早朝に送られたものも多い。

したがって、被告奥氏が、メールの送信時間で原告の勤務時間を把握していたというのであれば、被告奥氏は、原告の勤務が明らかに過重になっていることを認識しつつ、原告に休日出勤を命じていたことになる。また、膨大なETCの利用履歴を逐一確認し、原告の勤務時間を把握することは、非効率的であるから、被告奥氏がそのような方法で、勤務時間の把握に努めていたというのは、極めて不自然である。 他方、原告が休日出勤を申請しても、被告奥氏から「勤務時間が過重になっているようなので、休むように」などの配慮はおろか、何らの返信すらもされなかったのである。つまり奥氏のAさんへの長時間労働強要はパワハラなのである。

であるのに、なんと、休日出勤強要について被告奥氏は「勤務時間が過重になっていないことを確認した上で、休日出勤を命じた」と公然と嘘をいうのである。原告は部署異動後に徹夜をしたこともあった。そのメールも存在するのである。被告奥氏に対して上記の通り、深夜及び早朝にもメールしているにも関わらず、勤務時間が過重になっていないと嘘をつき労働基準監督署はこれに簡単にだまされたのである。

月80~100時間の時間外労働を過重でないと言うのならば管理監督者としての責任が問われるべきで、被告会社の嘘の言い分を受け入れた監督署の労災認定作業は杜撰そのものというべきである。せめて裁判官だけはきちんと長時間労働を認めてほしい。なぜならパワハラとして行われた長時間労働でAさんは2度もうつ病にさせられたのである。企業が時間管理の責任を果たさず、長時間労働の隠蔽をこない、それを裁判所が許しては、社会的弱者の救済を裁判所が放棄することになるから、今後の裁判所の公平な判断を期待したい。(なおAさんは現在審査請求中であるので労災認定の可能性はわずかに残っている。)
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頑張って

この会社では数名の社員も亡くなってます。
事実は明らかにされてませんが、個人的な理由で、とは、私は思っていません。何か会社が絡んでると思っています。
この件も含めて、この方には是非頑張って頂きたいです。
隠蔽に加担した方を潰して下さい。
応援しています。

労働基準監督署って何監督してんの?少年野球の監督か?仕事しろよ税金ドロボウ!

とにかく休みを嫌う

パワハラ上司はとにかく休みを嫌い、持病の悪化であろうが、休むということに関しては酷く嫌います。
ですから休むということが分かった瞬間に、態度を激変させていじめの対象にしたり、過酷な仕事しか与えられなくなるのも、パワハラ上司の特徴の1つです。
どんな状況でも働くことが正義だと勘違いしている、古い人間であるともいえそうです。

社長がワンマンで、無茶苦茶やりたい放題の構図はよくあるが、それに加え人事部が隠蔽するって、どういうこと?それは、会社として成り立ちません。

No title

すごい会社ですね〜〜!
言葉を失うとは、この事。
嘘をつけば付くほど、事実が明らかになる。
本当にすごい一流会社ですね。

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