FC2ブログ

大企業中心の欺瞞的社会に成長はない!

新世紀ユニオンでは労働関係の新聞記事で「労働メモ」を月に2回発行している。これを読んでいると、日本がいかに大企業中心かが分かる。大企業の内部留保と配当・自社株買いはウナギ登りで増え、労働者の実質賃金は低下を続けている。個人消費は減り続け、国民経済が縮小していることは国民が貧困化していることなのだ。

日本を含めた先進国の金融緩和で投機が起こり株価は高くなっているが、日本の高株価は年金資金をつぎ込んでいるせいで、いずれ暴落する。年金資金が消えることは確実だ。実体経済が好況になれば株価は上がる、しかし株価を上げても実体経済はよくならない。個人消費が減少しているのだからデフレはまだ続いている。アベノミクスとは大企業と金持ちのための高利潤・高株価だけの政策に過ぎない。

労働者の労働条件は悪くなるばかりだ。とりわけ女性労働者への差別は酷い。男女差別が「正規・非正規」の雇用制度で隠蔽され、正社員であっても「総合職と一般職」で差別が合法化されている。正社員でも男女の賃金差別は40%以上ある。パートや派遣労働者などの非正規の多くが女性であり、こうした人達は全くの無権利だ。違法行為をされても裁判は費用の面でペイしないからである。政府と財界が女性を補助的労働力と位置付けていることは明らかであり、このことが日本社会の男女差別の温床なのだ。

「連合」は来春闘で2%の要求を掲げている。安倍首相は大企業に3%の賃上げを要請した。大企業は社員を過労死・過労自殺させても社長は逮捕もされず。文字どうり無責任だ。だから社内の検査数値をごまかしたり、資格のないものに検査をやらせたり、不正のし放題なのだ。大企業の無法は家畜労組の責任でもある。

大企業が違法行為やり放題なので中小企業も腐敗している。退社のタイムカードを打たせた後でサービス残業をやらせる会社が増えている。一日8時間労働がなぜ守られないのか?なぜ労働者に就業規則を開示したり、契約書を交付しないのか。数字の書いてない契約書にめくらサインを書かせて、解雇する時に契約書を偽造する詐欺師のような手法が広がっている。働く者が雇用不安とパワハラで精神的に疲弊する国の経済が発展するわけがない。

新世紀ユニオンの労働相談は、労働者の置かれている状況がいかに悪化しているかを示している。解雇だと言って「退職届」を書かせたり。クビだと言って「退職勧奨合意書」にサインさせる詐欺師のような手法が広がり、こうした解雇追認措置が取られているので、労働相談に持ち込まれても闘えない事案が多いのです。企業内労組が家畜化しているので、正社員が雇用を守るにはあらかじめユニオンに加入して、詐欺師的手法を学んでおかないといけない時代なのだと、つくづく思う。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono

労働運動の豊富な経験
労働者への誠実な対応
雇用を守るノウハウを確立

加入金は5,000円
組合費は毎月収入の1%
2カ月分の前納

加入方法のページ

一人でも入れる労働組合
「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:10:00~17:30
土日祝:なし
Tel:06-6452-5833
Fax:06-6452-5677
住所:大阪市福島区鷺洲3-9-13坂東ビル3F

地図を表示

リストラ対処方PDF



!!お気に入りに追加!!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード