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資本主義経済の特徴はお金で何でも買えること!

少なくとも経営者は「お金で何でも買える」と考えています。解雇事案で小企業の社長が私に「これからユニオンに行く」と電話で言ってきましたが私はそれを断りました。すぐに買収だと分かったからです。ある東京のユニオンに加入している人から、自分の退職をめぐる解決金の交渉をユニオンに委ねていたら、ユニオンの幹部が会社とユニオンの取り分について交渉していて、そのメールが自分に間違って送られてきた、という相談もありました。

経営者がユニオンの幹部や原告側の弁護士を買収することは驚くほどのことではなく、よくあることです。だから新世紀ユニオンでは原則として、本人(組合員)抜きの交渉は一切しない事にしています。他のユニオンの交渉例でよく見られる「ボス交」(=委員長と社長の内密の交渉)は、その多くが「解決金を低く抑えてくれたら、ユニオンに裏金をいくら払う」というたぐいの交渉です。新世紀ユニオンはこうした裏取引は一切しないことにしています。

裁判の和解交渉での最近の特徴は、裁判官の提案する解決金の額が150万円ほどの低額になっていることです。これは解雇の金銭解決の法制化の動きの反映ではないかと思っています。原告側の弁護士が裁判官の意を受けて低額の解決金を受け入れるように促すと、原告が弁護士に不審を抱く事はよくあります。

弁護士は裁判官を怒らせると、後々の仕事がやりずらいので裁判官には弱いのです。大企業や多国籍企業になると有利な和解をまとめるため裁判所の上層を買収することは少なくありません。裁判所は権力側、経営側の道具だと思っていなければなりません。

お金の力は政治家をも動かせます。森友問題や加計問題は買収・官金横領という行為の、そのごく一部が表面化したものにすぎません。ですからユニオンの幹部が「ボス交」をやりたがるようなら、その幹部は裏金を受け取っていると考えて間違いありません。その結果裏金を受け取っているユニオンは解決金が総じて低額です。
新世紀ユニオンは解決金が高いので権力に睨まれている事は事実だと思います。だから戦術の多様化を現在進めています。裁判闘争は敵の許容する枠内での闘いだと認識しなければなりません。
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 お金で裁判も勝てるのか?

 日本は民主主義と思っていたのに、腐ってますね。
自分の弁護士に裏切られると頭にくると思います。
 裁判所がブラックの味方で、弁護士もブラック化ですね。それでは解決にならないでしょう。
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m.kadono

Author:m.kadono
一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
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