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私の闘いの教訓から!

ユニオンの運動を行っていると、よくあるのは経営側の挑発です。最初はこれに機械的に反発していましたが、経験を積むと挑発の陰に悪辣な狙いが秘められていることが分かってきました。

人間は感情の動物ですから怒りを政策に変えて動くと必ず失敗します。それは労働運動だけでなく日本や中国の戦国時代の歴史小説を読んでもよくわかります。怒りを戦術に変えると必ず敗北します。中国の兵法家の孫子や楽毅(がっき)や諸葛公明は相手の王や将軍を挑発する戦略・戦術を駆使しています。

相手が挑発するのは必ず味方を怒らせて、怒りを誘い・動かし、反撃の口実を作ろうとする狙いがあります。相手が動かそうとしている時は動かない方がいいのです。孫子は「軍の動きには5動」があるとし、前進・後退・左動・右動があり、「動かないこともまた動なり」と言っています。ですから相手が怒りにまかせて動かそうとしている時は、労組の指導者は、怒りがさめてから相手の狙いを分析する方がいいように思います。

残業代を請求すると経営者が感情的になり、怒り、すぐに解雇して来る例が沢山あります。経営者は残業代未払いを利潤の源泉と心得ています、だから残業代を請求する時は解雇が来るつもりで証拠を前もって残すようにしています。ゆえに経営者は思うつぼにはまり、敗北的和解を受け入れる羽目になります。

裁判に弁護士が必要なのは、本人は怒りで感情的になりやすいからです。ユニオンの役割も本人によりも局面を客観的に見えるからです。本人がユニオンの指導に従わず動くと必ず失敗します。しかし労働者側の弁護士が会社側に有利に裁判を運ぶ例が多くあります。資本主義は買収が本質ですから避けようがありません。解雇事案で弁護士が勝手に未払い賃金請求権を放棄する書面を出して負けた例があります。弁護士がカギになる証拠の書面を「失った」と言って負けた裁判例もあります。裁判所が必ずしも正義の側の味方とは限りません。ですから新世紀ユニオンでは最近できるだけ裁判をしないで解決する道を選択しています。

依頼人がユニオンより弁護士を信頼している時、決まって裏切られます。依頼人がユニオンを信用していない時弁護士は裏切りやすいようです。敗訴するのは決定的証拠がない場合ですが、裁判所や相手の弁護士はユニオンが過激なブログを書いたゆえに負けたように装います。これは敵のユニオン分裂策動の常套手段ですから裁判中の方は注意して下さい。裁判を負けるのは証拠がないからであり、ユニオンの宣伝は関係ありません。

弁護士が労働運動に介入するようになって団体交渉で問題が解決しなくなりました。弁護士にすれば裁判に持ち込んだ方が儲けになるので、敗訴と分かっている裁判をわざわざ闘う弁護士も多くいます。彼らは勝つためには平気で解雇理由をでっち上げ、ねつ造し、それで勝てるかのように経営者をだましています。

ですから裁判を闘う労働者は切り札の証拠を最後まで隠しておく才覚も必要な事です。切り札となる証拠がある場合は弁護士に依頼せず、本人訴訟で闘う選択も有ります。判例の「新世紀ユニオン事件」の裁判は弁護士を使わず勝ち取った判例です。今日のように弁護士が次々裏切るような場合は弁護士を使わない闘い方をしなければなりません。
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今日のように弁護士が次々裏切るような場合は

特に?例の?!弁護士を使わない闘い方をしなければなりません。

弁護士が?

次々裏切る??
驚愕の事実と感じます。安くない着手金を払わせて、利益を代表せないかん人を替えてはダメです!!!

少し前に明るいニュースありましたね、弁護士も裁判所も使わず団体交渉だけで大勝利した事案!
弁護士は次々に裏切るようになったし、それ以前に裁判所は解雇自由化を先取りしたか、どなた様からの新世紀ユニオン狙い打ち圧力か反動化が徹底して来た御時世です。
団結の力で他のブラック事案も一つ一つ打破したいですね。

特定の一人が次々に裏切っているなら「いい度胸」となりますか。

次々…

労働者側弁護士にとってユニオンとは、次々事案を持ち込んでくれる、つまり次々着手金が入るかけがえのない有難い存在のはず。なのに使用者のため、次々裏切りますか。
今一度、司法試験を決意された時のお気持ちを思い出されて下さい。あるいはその時から、カネ目当てでしたか?

その方法として「客観的な見方」出来るように組合員はみんな勉強して、「客観的な意見」を言えるようになれば、なんか考えます。意見を言ったりアドバイスが委員長だけとか執行委員だけとかでは負担が集中しますし、これだけは組合員限定のブログやネット掲示板を作るとか、今のとこアイデアですが。

弁護士を使わない闘い方に賛成と支持します。

今日のように弁護士が次々裏切るような場合は弁護士を使わない闘い方をしなければなりません

ごもっとも!!

弁護士が次々裏切る?!

一人ですか、複数ですか? 事例は油屋(東京)ですか?

No title

腹を立てたら負けですね。それが仮に金明秀のような「マイノリティというとってもかわいそうな立場に生まれた人間です」という「偽りの看板」で乗り切ろうとする奴だとしても、怒っちゃ駄目で、むしろ哀れみ、逆に愛してやってもいいよな。

動かないことも重要なのですね。

 確か武田信玄も動かないと見せて、敵を急襲する戦術を使いましたね。敵が攻撃してきてパニックを起こす人もいますが、その時こそ敵の狙いを静かに分析することが必要なのですね。

要らんね、原告から着手金もらった後で被告の利益のため原告を裏切る手合い。
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m.kadono

Author:m.kadono

労働運動の豊富な経験
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雇用を守るノウハウを確立

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組合費は毎月収入の1%
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