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人は引き際が大切な事について!

「いかに生きるか」を考える学問が中国の古代には有りました。中国ではこれを『道』といいます。江戸時代の武士が引き際の見事さをたたえた人物に、中国春秋戦国時代の武将樂毅(がっき)があります。彼は私が好きな歴史上の人物の一人です。

春秋戦国時代、彼は小国「中山国」の武将として大国趙の将軍2人を倒し、最後まで中山王のために闘います。その姿に惚れた燕王に請われて樂毅は燕国の宰相になり大国である宿敵斉国を占領します。ところが燕王が死に、その息子が王に就任するや、「樂毅は斉を奪い取ろうとしている」と疑われます。こうして樂毅は主に裏切られたことで、燕を見限り、占領した斉を捨て、他国に亡命します。樂毅は生涯を通じて孫子の兵法を駆使し「武将として見事に生きる」事を実践した人物として、今でも多くの日本人に慕われています。(詳しくは宮城谷氏の歴史小説「樂毅」を読んでください。)

これと対照的なのが安倍首相です。政治権力を私的に利用したことが明らかであるのに、首相の椅子にこだわり、今も権力にしがみついています。森友・加計問題が示しているのは自民党の政治家の政治利権にしがみつく醜い姿です。安倍首相は引き際を誤ったと言わねばなりません。

最近引退を表明した卓球の福原愛さんは、引退の記者会見の後で記者やカメラマンと記念写真を撮った姿が話題となり、世間の評価を高めました。日頃自分たちが写真を撮る側なので「記念写真を撮る」と言われた記者やカメラマンが戸惑っていた姿が話題になりました。人が引退をすることは、いかに生きるかという『道』に対する生きざまが問われるものだと強く思いました。

私もなんとか後継者を育てて引退を考えないといけないと常々思ってましたが、自分では若いつもりでいても、身体が年相応に衰えて、組合員に「委員長さんいつまでも長生きして下さい」と言われることが多くなりました。しかし専従の給料が払えない貧乏ユニオンを引き受けようと言う人も見つからずに、とうとうこの年まで来ました。

私が新世紀ユニオンを結成した動機は、樂毅のように孫子の兵法を応用して、リストラと闘う労働運動の戦術のレベルを高めたいと考えたこと、同時に尊敬する樂毅のように生きること、すなわち『労働者として見事に生きる』事を、自分に与えられた『道』だと考えたからでした。今後は後継者育成を真剣に考えることにします。新世紀ユニオンの委員長は無私の精神でないと務まりません。ご協力ください。
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