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逃げずに闘うことに意義がある!

私が労働運動を闘い始めて50年が過ぎた。若い時は義憤から解雇された労働者のために課長に青年婦人部部長として抗議し、そのことで会社から減給処分、組合からも活動停止の処分を受けた。この事件が、私が労働運動を生涯の仕事とするきっかけでした。

どうにかして虐げられている労働者の、人間としての権利を守りたい。本屋で立ち読みしたり、図書館通いしていろいろ勉強しました。内外の歴史小説を読み始めたのも戦略・戦術に生かせると考えたゆえであり、孫子の兵法を労働運動にどのように応用するかが課題でした。こうして次第に階級闘争、社会科学の理論に引き込まれました。

新世紀ユニオンを結成してから、既に18年が過ぎ、多くの実践を経て、勝利だけでなく労働者にはたとえ負けても逃げずに闘うことに意義があることに気づきました。とりわけパワハラやセクハラやマタハラで心に深い傷を受けた労働者が立ち直るには、闘うことで認識を整頓し、決して自分が悪いのではなく、違法な精神的暴力を放置している会社が悪いのだ、と理解するだけでも闘う意義があるということを私が学んだのは多くの闘いの経験からでした。真理にたどりつくのには量的蓄積が必要なのだと思います。

違法解雇に対し、ある労働者は「ユニオンで闘えば就職ができなくなる」と闘いを避けました。この人はいつまでもうつ病がなおらず、就職してもすぐうつ病が再発します。またある労働者は誤解から社長に睨まれ、パワハラを受けうつ病になり、解雇されました。彼は裁判の着手金がなく闘えませんでした。泣き寝入りした彼は自殺同様の死を迎えました。他方証拠の録音がなくても最後まで闘った人は、多くがうつ病を克服し、再就職して元気に働けるようになりました。たとえ裁判に負けても闘えばその過程で認識が整頓できてうつ病を克服できるのです。

日本にはパワハラ=精神的暴力を禁止する法律がなくパワハラが野放しです。だから職場の精神的暴力で心に深い傷を受けてうつ病になる人が少なくありません。こうした場合は逃げずに闘うことで認識を整頓することが非常に重要です。多くの被害者が自分が能力がなく、自分が悪いと思わされています。闘うことで認識を整頓することがうつ病を克服し、人生を再出発する上で必要な事なのです。
新世紀ユニオンでは職場でパワハラを避け、反撃する等の指導もしています。しかし相談がなければ戦術指導はできません。是非、辛抱したり、逃げずに、闘おうと考えてほしいと思います。
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No title

私の幾度かの経験から考えてみると・・・
『こんな不当な扱いを受けた』と、声を上げることは、自分のためにも他人のためにもした方が良い。
現実は厳しいから、どういう方法で対処するかについては、いろんな人に相談したら自分で決める!!!人任せにしないこと!

闘うというのは、自分の弱い心と闘うことでもあると思う。
前を向いて、背筋を伸ばして歩き続けることができれば、時間の経過とともに気持ちも楽になる。忘れることもできるようになる。新しい道を見つけることもできる。

愛は平和ではない

愛は戦いである。
インドのネルーが娘に送った言葉だそうです。(by少年マガジン)
委員長の文章を読んで思い出しました。
働く事も戦い。
そして生きる事さえ戦いなのかもしれません。

精神衛生にいいのは戦う事

 戦えば、苦しいこともありますが後がさわやかです。
戦わずに逃げると、もう何十年前の事でも夜中に思い出し眠れないことがあります。
 パワハラされたら逃げるように諭す人が多いですが、そんなことしてたら仕事を次々変わるはめになります。
 委員長がい言う「戦うことに意義がある」という言葉は重いと思います。負けてもいい会社のパワハラを暴露したら胸がすっきりします。泣き寝入りしないことが勝つことだと自分は思います。

賛同

逃げずに闘うのには、勇気や根気がいる。ユニオンに来た人たちは、勇気をすでに試されている。仲間にエールをおくる。
ものごとは、極まれば反転す。ピンチはチャンスだ!
病院の方、大学の方、証明会社の方、応援しているよ。
プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono

労働運動の豊富な経験
労働者への誠実な対応
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2カ月分の前納

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