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水道民営化法案に反対する!

先日の定期大会で可決された新世紀ユニオンの具体的方針に「水道民営化法案に反対する」ことが加えられましたので、水道民営化問題について急きょ調べました。

今年の7月の通常国会でたった約7時間の審議で水道法改正案が衆議院で可決されました。参議院では水道民営化法案(=水道法改正案)は成立を見送りとなり、継続審議となっています。この法案は市町村の赤字体質から老朽化した水道管の取り換えが進まない中で、その解決策として公明党や自民党や維新等が賛成し進められています。

世界中で水道事業の民営化が「コンセッション方式」で進められ水道施設を運営する会社「SPC」が突然水道料金を5倍から6倍に値上げし、最高経営者が年棒4億円以上取る例もあります。つまりこの民営化で受注するのは外国の企業です。イギリスの消費者は公営水道を民営化した結果毎年23億ポンド(約3450億円)も余計に水道料金を支払うことになりました。水道料金の高額な値上げで貧乏人が水道を使えなくなり暴動が起きた国もあり、こうして再び公営に戻す国が続出し、すでに水道の民営化は失敗が明らかになっている政策です。再び公営に戻したドイツの都市は企業から水道の運営権を買い戻すために13億ユーロ(約1690億円)も支払わされました。

こうした水道の民営化で水道水が呑めなくなったりした国が多いのです。民営化企業はコストのかかる水道管をとり変えない為水道水が汚染するのです。しかも料金は数倍になります。世界中の国が失敗した例を日本の政治家はなぜ進めるのでしょうか?アメリカの水道運営会社からワイロが渡ったのではないか?と疑いが出てきます。何故なら麻生太郎はアメリカの戦略国際問題研究所で講演し、水道の民営化を目指すと約束しています。

日本の水道は世界でも珍しい呑める水道です。これを外国の運営会社に請け負わせてぼろ儲けさせる政治家の狙いを考えないといけません。公明党が一番熱心に水道民営化法案を推進しているのは、来年の統一地方選の政策の目玉にしようと考えるからのようです。水道請負会社は儲け第一ですから地方の過疎の地域は儲けになりません。この民営化は大都市の市民こそ餌食にされます。

私達、新世紀ユニオンは国民の飲み水を外国企業に売り渡す「水道民営化法案」に断固反対します。世界でも珍しい呑めるきれいな日本の水道を守らねばなりません。
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No title

これは、民営化によって水道料金が引き上げられることにより、間接的に国にお金が入る。
国民から直接的に金を巻き上げることによる反発もかわせる。
それが目的なのではないかと思います。

昔水道関係の企業にいました

ライフラインの基本中の基本、水は国家なり地方自治体が責任を持って整備し維持管理していかなければならないと考えております、私も。
しかしながら、あの業界は既得権や談合や口利き、汚職が渦巻いておりました。
民営化し自由競争にすれば、どれだけ節約、安くあがるかと思っておりました。
数十年前、業界の片隅でちまちまと蠕いておりましただけの私ですら。
国鉄や郵便の例もあります。
与党の言い分もあながち間違いではなく、耳を傾けるべきなのでは。
そして細密な調査、真剣な討議が必要なのではないでしょうか。

支持します。

 大変重要な問題ですね。それにしても外国が失敗した政策を実行する政治家の考えが理解不能です。
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