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経営者は組織の復元力を確保しなければならない!

最近、一流企業のデータ改ざん等の不祥事があいついで起きていることは、大学組織の腐敗と相通ずるものがあります。学校法人の独立法人化が大学の利益追求を促し、モラルを失わせたように、企業を腐らせたのはリストラ経営です。目先の利益のために経験豊富な社員=高齢者から早期退職させたことが、職能・技術の継承を妨げ、さらには監視役の労働組合が家畜化し、物言う社員や職員が煙たがられて、真っ先に解雇される風潮が企業の復元力をなくした原因です。

つまり組織(=企業や大学)は批判勢力(労組やもの言う職員等)を排除すると、人材の多様性を確保することができなくなり、復元力を失うことを理解しなければならない。組織内の批判勢力を一掃すると、人選を誤ったリストラや管理者の保身が野放しにされるようになり、組織が腐っていくことになります。

つまり組織を腐敗させない為には組織内の矛盾運動を確保することが必要で、それは人材の多様性を確保することであり、このことを理解出来ずにリストラや任期制を利用した雇止めで、革新的勢力(もの言う社員・職員)を排除すると、その組織は活力を失い、自己保身目的の経営になっていき、データ改ざんや不祥事の隠蔽が幅を利かすようになります。

暴力教授やセクハラ教授を処分せず、被害者に報復を許して、事件を隠蔽し、暴力教授を庇い続ける関西学院大学や、教授のパワハラを隠蔽するため調査委員会報告を公表せず、懲戒処分をしなかった甲南大学は、既に組織の腐敗が深刻化していると見なければなりません。腐敗を隠蔽するからさらに腐敗し、腐敗が隠蔽体質を培養するのです。

ある中小企業の経営者は「愛人」と呼ばれる女性社員の嘘の訴えを信用して次々有能な社員を首にして、顧客付きで同業他社に転職させて、会社の売り上げを9000万円も減らして、経営を傾けさせました。ある社長は会社のために苦言をはばからない有能な社員を降格させ、ゴマスリを登用して会社組織を腐敗させています。このような経営者の会社や大学が衰退していくのは競争社会の法則です。

組織を腐らさせない為には、経営者に苦言を言える社員や職員が必要であり宝です、働く者の立場から腐敗を告発する「もの言う労組」の存在が必要であることは明らかです。ところが最近の経営者は不祥事は隠蔽し、その為には暴力教授を庇ったり、商品の検査を偽りのデータに変えるなどし、信用を失うことになっています。危機管理が出来ないお粗末な経営者が増えているのは残念なことです。その結果会社や大学のために頑張っている真面目な社員や先生が肉体的・精神的苦痛に直面しているのです。これはゆゆしきことです。
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ユニオンの手がけた事案

 ユニオンが手がけた事案の3分の1以上が公立です。
 公立の方が腐敗が深刻だということを「市民」さんは知らないようですね。
 「大卒資格販売所」とさげすむことは問題の解決にならないと思います。

大学の独立法人化は国公立でしょ?
甲南、関西学院、平安女学院、大和は私立だよ(笑)
そもそも大半はおバカさんのためにある大卒資格販売所だよ(笑)
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Author:m.kadono

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