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回答を先延ばしする京都府立大学学長の愚劣!

これまで京都府立大学は一応は回答をしてきたため公開を控えていたが、1月24日の回答期限を無視し続けているのは不誠実極まる行為だ。一応と断り書きを入れているのは、大学が、欺瞞や言い換え、言い逃れを続けて来ていたためである。あたかも安倍政権の答弁のようであった。しかしその都度T先生は問題点を指摘し続けてきたため、それでも解決に向かっているものと見ていました。
 さすがに回答がない(=いや回答できないのであろうが)となると、問題の解決もできない。

 <これまでの経過をかいつまんで説明する。>
京都府立大学のT先生は、信用に値しない調査結果を元にダイオキシン事件の原因者として懲戒処分を受けた。開示されていない調査結果の開示を求めて提訴した。2009年のことである。その後。開示されない情報があったものの、裁判官から和解を提案され、双方がそれに従うことになった。しかし、その後大学はこの和解を隠蔽していたことが団体交渉での追求で分かった。
 大阪地裁での和解条項には、「被告は、京都府立大学におけるこれまでの原告の研究・教育活動の実績をみとめ、今後とも原告の研究・教育活動が円滑に遂こうされるよう配慮する」「原告に対し不利益な取り扱いをしない。」と書かれている。この和解に双方が合意した事実がある。

2012年4月に裁判所において締結された和解条項に基づいて,W前学長がU元研究科長を通して、新しい研究室への移転を提案してきた、その内容は(1)他の教員と同様に3スパン(※1スパンとは1室分のスペースのこと)を用意する。(2)移転先の部屋は暫定的なものである、という内容であった。しかし、実際には3スパンだと言っていたスペースが2.1スパンしかなかった。これについて抗議すると、あくまでも暫定的な部屋なので我慢してほしい、3年半したらちゃんと用意するとのことであった。2012年夏のことであった。
 しかし、3年半が経過しても一向に話が進展しないまま放置された。そこで、どういうつもりであるのか、と2016年の秋に問い合わせると、T現学長は慌てて、前学長と前研究科長に確認を取る、と回答してきた。

つまり、引継ぎができていなかったのである。いや、むしろ一旦言い逃れをしておいて、あとは放置していたのである。無責任としか言いようがないことだった。結局学長からの回答は、新校舎ができてから移転先を準備するという言い訳になっていた。新校舎の竣工は1年ほど遅れていた。確かにU元研究科長は、新校舎ができるまで3年半を待ってほしいという話ではあった。しかし、3年半という期限を切ったにもかかわらず、4年以上経過してもなお放置していたというのは無責任と言うしかない。
 さらに、16年度中には移転する予定であったが、竣工が遅れているためもしばらく待ってほしいとまた言い訳をしてきた。2012年の夏に3年半と説明したなら,2016年春には研究室の移転を完了する約束であったことになるが、それを2016年度中と言い換えると2017年春までが約束の期限であったかのような言い訳である。

こうしたやり取りを繰り返した結果、2019年春には、必ず研究室を移転すると確約した。これに基づき2019年1月18日付で、T先生はメールにて質問を行った。その内容は、移転先の部屋の場所と移転に関するスケジュールであった。つまり、今と違う形状の部屋であった場合、机や書棚、ロッカーなど新たに準備する必要がある。また、春の移転となると、学生が卒業してしまったり、在学生も就活で大学から遠ざかってしまったりするため手が足りなくなるので、あらかじめ誰に頼むのがよいか調整が必要であるためであった。

たったこれだけのことで回答を渋っているのには、理由があるようである。つまり、移転先を予定している2号館の耐震性能が低いため、耐震補強工事を行わなければならないのだが、それが遅れているようである。つまり、現在2号館を使っている教員や学生は、震災被害を受ける可能性が高い建物で日々学究活動を強いられていることになる。 幸いと言っては失礼だが、T先生は震災被害を受けることがない建物にいることになるが、問題は移転の時期である。T先生は理系の実験系であるため、移転の時期が決まらないと実験のスケジュールに支障をきたす。学生が就活や公務員試験、大学院入試などが終わった9月頃に移転をするとなると、卒論や修論の実験が本番になった頃に移転を強いられてしまうため、被害を受けるのは学生たちとなってしまう。

移転作業は引越し業者に頼めばいいだろう、という意見もあるかもしれない、しかし、試薬やコンピューター類の移送は引越し業者が拒否する場合もある。そうなると、嫌でも学生たちに負担がかかってしまう。学生たちは雇用関係にないため、事故や熱中症の保障も受けられない、T学長やN管理課長がこのような事態を予測できないとは思えない。ということはユニオンの組合員に対する嫌がらせであろう。すなわち、不当労働行為として差別的取り扱いを継続しているというしかない。

結局T先生が質問をメールで送ったため、ユニオンからではない、となめているのであろう。裁判での和解を隠蔽し、その後は和解条項を守らず、何年も時間稼ぎを続け、差別行為を続ける京都府立大学の態度は、不当労働行為と言うしかない。それとも和解条項違反で裁判をして欲しいという意思表示であろうか?新世紀ユニオンは、大学の管理者がいかにいい加減で、時間稼ぎと問題の先送りが好きかを数多く経験してきた。京都府立大学のT学長の回答の言い逃れや先延ばしの連続技については遺憾と言うしかなく、ユニオンの組合員に対する差別的取り扱いが今以上続くなら、地労委に問題の移行を検討するか?それとも大阪地裁での和解条項違反の訴訟を検討しなければならないし、宣伝も行うことを検討しなければならない。
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和解を隠ぺい

たしか和解した後で、A先生がダイオキシンを流したと犯人扱いして、和解を隠ぺいしていたことが発覚したのでしたね。
 その後も均等とり扱いをしていなかったのは不当労働行為ですし、和解条項を京都立大学側が守る意思がなかったことを示しています。
 均等取扱いも守れない大学とはあきれますね。

驚いた!?

2012年の和解が未だに遂行されていないとは??
和解条項違反ではないの?
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