FC2ブログ

数字が示す労働者の貧困化!

厚生労働省が今月発表した7月の毎月勤労統計(速報値)によると現金給与総額は(名目賃金)は前年同月比0,3%減の37万7334円でした。物価変動の影響を除いた実質賃金も0,9%減となりました。実質賃金のマイナスは7カ月連続です。

春闘で大企業は6000円ほど賃金が上がっているのに、実質賃金がマイナスなのは低賃金の非正規化が進んでいることが影響していると見られます。これで消費税増税が行われると個人消費がますます冷え込むことになります。

日本は2009年に中国に経済力(GDP)世界第2位の地位を奪われました。中国は今でも年率6%台の拡大再生産を続けています。ところが日本は経済規模が縮小を続け、今では日本のGDPは中国の3分1ほどにまで後退しています。

この原因は、労組の家畜化で日本の賃上げが進まないこと。非正規化で労働者の実質賃金がマイナスを続けていること等が影響しています。つまり日本は賃金が上がらず、消費不況が続いています。7か月連続で実質賃金がマイナスを続けていることは、すなわち労働者の貧困化が続いていることを示しています。これは賃上げが進んでいる中国とは対照的です。

2018年度の日本企業が得た利益から、株への配当などを差し引いた「内部留保」は前年度より約16兆円多い463兆1308億円となった。経常利益も9年連続でプラスだ。労働者の貧困化の裏で日本企業はお金をため込んでいるのでです。

消費税増税は低賃金の貧困層に一層負担が増します。反対に金持ちは負担が少ない税制なのです。政府が消費税を上げた本当の理由は法人税を減税するためです。日本は金持ちはますます豊かになり。労働者はますます貧困化しているのです。

日本の社会の中で労組の発言力がますます縮小しています。労働力不足なのに賃金が上がらないのは労働組合の力の減退の反映でもあります。労働力が不足している時ふつう賃金は上がります。ところが日本では実質賃金が7カ月も連続して減少しています。これは賃金を下げるために外国人労働力を受け入れている反映です。

政府は消費税増税の機会に労働者人民にカードを持たそうとして軽減税率とカードによる割びき制度を入れ、現金中心の日本社会のカード社会への転換を目論んでいます。そのことで詐欺師が好機とばかり暗躍することになるでしょう。日本の庶民は年金が減るばかりで、当てにならないので比較的貯金をしています。この貯金を奪い取ろうというのがカジノ解禁であり、カード社会への転換なのです。

安倍政権が続けば日本の労働者の貧困化は進むばかりです。野党は政権の受け皿を作り、来年の総選挙を政権選択選挙にするべきだと思います。それを広範な労働者が望んでいます。これは、日本が経済規模を拡大して国民全体が豊かになるのか、それとも縮小再再生産で、一部の金持ちだけ豊かになるのかの選択です。#実質賃金 #貧困化 #内部留保 #労組の家畜化
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

労働条件が悪すぎる!

 正社員と非正規では労働条件が倍以上違うからな!実質賃金が下がるわけだ!

子どもでも

地球の温暖化について、大人が何も有効な手立てを打てないことに立ち上がった一人の少女のニュースが報道されています。
彼女は、一人でストライキを行い自分の主張をしている姿に教えられます。
あきらめてはいけないんですね。他の一人を守るために労働者として生きたいと思います。
プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono

労働運動の豊富な経験
労働者への誠実な対応
雇用を守るノウハウを確立

加入金は5,000円
組合費は毎月収入の1%
2カ月分の前納

加入方法のページ

一人でも入れる労働組合
「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:10:00~17:30
土日祝:なし
Tel:06-6452-5833
Fax:06-6452-5677
住所:大阪市福島区鷺洲3-9-13坂東ビル3F

地図を表示

リストラ対処方PDF



!!お気に入りに追加!!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード