FC2ブログ

「働き方改革」の成果はないに等しい!

先日、働いたのに2カ月分の賃金が払われない、という相談があった。実質上の退職強要だが、その未払いのやり方が悪辣で、賃金の支払いを求めても払わないので、「生活費を貸してくれ」と申し出たら、会長が先に借用書を書かせて金を渡さず、借用書を取り上げ、あげく労働者を詐欺師呼ばわりするというものだ。その労働者は生活に追われ非正規で働いていて、いまユニオンに入って闘うよう説得している。

雇用契約書に残業代込みの賃金を表示し、事実上残業代を払わない会社は多い。気に入らない労働者はパワハラ、いじめで追い出す。精神的な病気になっても労災にはしない。パワハラで保険証を本人に渡さないという事案も増えた。これは健康保険法違反だが、退職強要なら何でもするのが最近のブラック企業の傾向だ。

長時間労働で年間一日しか休めない職場もある。一日に16時間も働かさせる職場もある。非正規の立場は弱く、ブラック経営者のやりたい放題だ。女性労働者が妊娠したらパワハラで退職に追い込むのは相変わらず多い。賃金が安いので昼間喫煙所やトイレで時間を稼ぎ、長時間残業で生活費を稼ぐのを「生活残業」と言うらしい。

長時間労働で体を壊し、主治医に休むよう言われたので休むと3年間も仕事を取り上げられいじめ倒す。パワハラで団体交渉をするとブラック弁護士が東京から来て「パワハラはなかった」「仕事の取り上げもなかった」と決裂にした。

暴力教授を擁護し処分しない大学。ある研究機関ではパワハラ・セクハラでうつ病になっても、処分もせずすませ被害者を退職させる。任期途中でパワハラで退職に追い込み、残りの年棒を着服するような大学が増えている。パワハラや長時間労働で妊婦の早産が3倍に増えているらしい。

安倍首相が鳴り物入りで「働き改革」を進めたが、労働相談に携わる私には「働き方改悪」が進んでいるとしか思えないのである。日本の労働環境は悪化するばかりだ。労働者が泣き寝入りせず、ユニオンに加入して闘うように、労働者の階級的自覚を高めることから始めなければならない。生活に追われる労働者にとって、闘うゆとりもない困窮の実態が浮かび上がる。
#長時間労働 #賃金未払い #ブラック弁護士 #パワハラ・セクハラ #働き方改革
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

No title

金明秀は留学しているはずの年に、勝手に日本に帰ってきている。公金がからむところでの「大嘘」である。しかし金明秀はA先生が嘘つきだという。公金がからむ状況で「大嘘」をついている人間には、他者を嘘つき呼ばわりする権利ない。
プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono

労働運動の豊富な経験
労働者への誠実な対応
雇用を守るノウハウを確立

加入金は5,000円
組合費は毎月収入の1%
2カ月分の前納

加入方法のページ

一人でも入れる労働組合
「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:10:00~17:30
土日祝:なし
Tel:06-6452-5833
Fax:06-6452-5677
住所:大阪市福島区鷺洲3-9-13坂東ビル3F

地図を表示

リストラ対処方PDF



!!お気に入りに追加!!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード