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ユニオンの脆弱性は団結体としての意識の低さにある

日本の労組は多くが企業内労組である。この労組の特徴は産業別労組と違い家畜労組になりやすいことが弱点である。企業が利潤の追求を目的とする限り、家畜労組では賃金は上がらない。
戦後GHQの「労働改革」で、労働組合を合法化し、その諸権利を保護したのは、経済の拡大再生産には個人消費の傾向的拡大が不可欠であったからである。ところが冷戦崩壊後の強欲の資本主義は、非正規化で賃金を下げ続けた。いわゆるデフレは強欲の資本主義が生み出したものである。

経営者にも、政府にも,コントロールされない自立した労組がなければ、資本主義は拡大再生産を続けられない。ゆえに「連合」という労働組合の上層連合で家畜化したことは経済政策の上では大失敗というべきことであった。ゆえにリストラの中で個人加入のユニオンが生まれたことは必然といえるものであった。

個人加入労組は、必然的に個別労働紛争を闘うが、その労働者が労組(ユニオン)に定着しないことが、ユニオンの弱体をもたらしている。ユニオンの組織的・財政的弱点は、その財政が主要には組合費に支えられていない点にある。労働者は階級として団結しない限り労働条件の向上を勝ち取ることはできず、したがってユニオンがあたかも便利屋のごとく、一時的な加入の組織である限り、ユニオンは脆弱性を克服できないのである。

つまりユニオンは、雇用を守り、諸権利を守るための労働者の[闘いの砦]として、労働者に不可欠の団結体であることを、全組合員に教育しなければ、その組織的力は強化・拡大しないであろう。その意味ではユニオンは教宣活動に何よりも力を入れなければならない。自分の事案が解決したら「はいさようなら」では、階級の団結体とは言えない。自分の事案が解決したら、次は仲間の事案の解決に努める、それが団結体の一員としての義務でもあり、権利でもある。仲間と怒り~苦しみ~活動を共にし、ともに人間として成長していく、そのような新世紀ユニオンにしたいと思っています。
#新世紀ユニオン #雇用を守る組合
新世紀ユニオン新ホームページ
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重要なのは教宣活動ですね

 東京のユニオンが分裂を繰り返しているのは大衆路線と教宣活動を重視していないからだと思います。
 団結体としての意識が低いと組合員が定着せず、財政的に苦しくなって企業と裏取引するようになるのだと思います。他のユニオンは新世紀ユニオンを手本にしてほしいですね。
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Author:m.kadono

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