労働運動の発展のために!(その20)

「ユニオンは便利屋ではない!」
労働相談をしてくる人と話をしていると、ユニオンをお金を払って仕事をする便利屋のように考えている人がいます。一人で入ればユニオンが自分に変わって賃上げをしてくれる、と都合よく考えたり、退職強要を自分になり変わって跳ね返してくれる、と考えるのです。
労働組合に加入するということは団結するということです。とくに退職強要は指導にしたがって自分で証拠を取り、最悪でも裁判で勝てるようにしてから団体交渉をします。ところがユニオンを便利屋のように考え、酷い場合は会社からお金をゆすり取る道具としてユニオンを使おうとする人までいます。こうした人は団体交渉に反対し、突然社長と会談し、ゆすりの道具のようにユニオンに出席しろと言ってきます。
このような弁護士法違反の交渉はできません。会社からお金を取りたいのならユニオンに加入して指導に従うべきであり、合法的に段階をおって進めていく必要があります。
職場で賃上げ交渉がやりたいのならユニオンに加入し、仲間を増やしてから要求書を提出し、合法的に団体交渉を行うようにしなければなりません。あくまでも指導に従い、仲間の支援を受けながら、自分が主体的に準備してやることです。
解雇されてユニオンに加入してくる人の中にも、こうした身勝手な人が増えてきています。裁判で勝利しお金が入ると、さっさと組合を辞めていくのです。自分の闘いが勝利したら、今度は他の組合員の闘いを支援するのが組合員の義務です。
ユニオンを便利屋のように考える過ちを改めないと、階級的力関係としての労働組合の力が増大せず、したがって労働条件の悪化も続くことになります。こうした人たちは組合の交流会などにも参加しません。
新しい労働組合に団結する意義も解っていないということは、日本の労働者が労働法(労働基準法や労働契約法等)さえ学習していないこと、階級的無知の中で経済的地位の低下を招いている現状を示しています。
新世紀ユニオンの組合員には、教育用のパンフレット「新入組合員読本」や「労働組合のABC」を渡して学習してもらいます。
新入組合員の教育をしっかりしておかないと労働組合が「鳥合の衆」では、労働者の「闘いの砦」にはならないからです。

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テーマ:労働問題 - ジャンル:政治・経済

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