ハラスメントについての相談の注意点!

労働相談で「ハラスメントの相談」と言うが、内容を聞くとハラスメントでない場合が多いのです。
仕事の取り上げか?それとも本当に仕事が無くなっているか?で違うので注意してください。

上司が胸倉をつかんだり、暴力を行使したり、人前で理由なく暴言を吐いて人格権を侵害する。仕事を取り上げたり、逆に消化できないほど仕事を押し付ける。賃金を一方的に切り下げ辞めるよううながす。など上司としての地位を利用して違法な人格権を侵害するレベルの行為か、を見極めて下さい。

相談の中には意地悪ではあるが、違法でない例(いわゆるモラルハラスメント)や、まったくハラスメントでない例もあります。またハラスメントだというのに証拠をとっていない人もいます。暴言や暴力を振るわれたらすぐ証拠をとるようにして下さい。医師の診断書や、目撃者に状況を書面に書いてもらう、暴力で痣の写真をとることも必要です。

契約社員の方が「仕事を取り上げられたハラスメントだ」という相談がありましたが、詳しく聞くと仕事が予定より少なく仕事が本当に無いのだが、契約社員なので給料を払っている。解雇にすると契約期間のすべての賃金を払わねばなりません、この場合は仕事の取り上げではなく、ハラスメントではありません。

ハラスメントは証拠を確保することが大切です。違法なレベルとなるかどうかは、ハラスメントが一定の期間継続する。それによって精神的暴力で被害を受けたことを証明できなければなりません。ハラスメントでうつ病になったと言うのに診断書をとっていない相談者もいます。

したがって上司のハラスメントには抵抗せず、耐えて記録に残す事が重要です。ハラスメントだと相談して来るのですが証拠を何も残していない人が多くいます。証拠が無ければ相手が否定すれば終わりです。

「草むしり」を命令された、ハラスメントだ、と言う相談もあります。よく聞くとこの人は上司の命令を拒否しているのです。この場合はハラスメントとは言えません。闘わずに、まず証拠を残すことから始めて下さい。上司の不当な命令でも従わないとハラスメントにはならないのです。
関連記事

テーマ:労働問題 - ジャンル:政治・経済

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono
一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:9:00~18:00
土日祝:12:00~17:00
(土日祝と17:00以降は要予約)
Tel:06-6452-5833
Fax:06-6452-5677

!!お気に入りに追加!!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード