女性のパワハラの相談が増えていることに付いて!

このところ、毎日のようにパワハラの無料電話相談が入っています。最近の特徴は東京からのパワハラ相談が増えていることです。

中でも多いのが部長からでっち上げを口実に怒鳴りつけられている、という相談が多いことです。権威主義の上司が多く、部下を怒鳴りつけることで快感を感じる人が増えています。特に女性の場合怒鳴りつけて屈服させたい、と思っている上司が増えているようです。

ある女性は、相談窓口の人事に相談したが何も解決せず、加害者の部長に連絡されて、報復を受けているという相談もあります。過日もユニオンに加入した女性のパワハラ問題を本人名の書面を送ることで反撃しました。

パワハラの解決は、加害者の動機をつかむこと、証拠を残すことが重要です。退職強要狙いである場合や、他の狙いがある場合もあります。加害者が部長である場合、社内で解決することは不可能です。しかし窓口への相談を有印の書面(コピーを取る)で行い、証拠を残すことが重要です。

怒鳴りつける、ことを録音することも重要です。新世紀ユニオンでは遠方の方でもパワハラの問題を解決し雇用を守ってきた実績があります。早めの相談なら雇用を守れますので早めに加入して下さい。

部長であれ、でっち上げの事で処分したり、試用期間の延長の嫌がらせで屈服を迫ったり、仕事を取り上げられ部長の部屋に机を与えられている女性もいます。パワハラを受けている方は、パワハラノートを作成し、これまでの経過や、今後の記録を書いていき、証拠を残すようにして下さい。

加害者が部長である場合は、誰かに相談しても部長に文句の言える人は少なく解決が難しいですが、パワハラをやめさせることは不可能ではありません。新世紀ユニオンではパワハラ問題を長年研究しています。諦めず加入して雇用を守るようにして下さい。

なぜ労働者が会社の言いなりになるのか?

労働相談を受けていると、ある人は書く必要がない退職届を書いてしまい、ある人は「試用期間の終了」という言葉にだまされて退職を受け入れてしまう。またある人は能力がないと言われて「退職勧奨合意書」にサインし印を押します。なぜ労働者は会社の言いなりになるのでしょうか?

ある人は「バカだからだ」と言い、ある人は「労働者は人がいいから」と言います。またある人は法律を知らないからだ」といいます。こうした意見は間違いか、もしくは一面的です。

法律上は労働者と経営者は労働力という商品の「売り買い」の対等の法律関係にあります。しかし労働力商品の特殊性から「売る」という行為は、「一定の時間支配従属の関係の下で働く」と言う行為であるため、この支配従属の関係が思想的弱さ、立場の弱さを意識させ、結果対等の法律関係であるのに、会社の言うことは何でも言いなりになる「奴隷人間」が出来上がります。

労働者は売っているのは「労働力」であり魂・心まで売ってはいない、という矜持を持たねばなりません。そうしないと会社内での立場は労働者の方が弱いのです。それゆえ憲法・労組法は労働者の団結権を保障し、団体交渉権を認めているのです。一個人の立場が弱いから労働者はユニオンに加入して雇用を守ろうとします。団体交渉で実際に雇用を守ったこともあるのです。ところが個人では会社都合の解雇であるのに予告手当すらもらえません。

会社はユニオンが手ごわいので、あくまでも労働者に話し合いを求めごまかそうとしてきます。それゆえユニオンが交渉窓口であることを会社に通告しても、会社は無視し本人と交渉し、解雇の追認を取ろうと画策してきます。これは明らかに不当労働行為です。労働3件の侵害です。ところが労働者が解雇されても「ユニオンと交渉して欲しい」と言えず、会社の奴隷のように言いなりの人がいるのでユニオンは困ります。ここまで来ると「なんでユニオンに加入したか?」さえ理解していないと言うしかありません。

会社が労働組合と個人の矛盾を利用しようとすることに注意!

労働組合が会社と交渉する時、組合員の当事者に会社が組合を通さず書面を送ったり、組合員とユニオンの矛盾を激化させようと画策することがよくあります。組合の方に送られた書面と本人(組合員)に送られた書面が内容が違うことはよくあります。K病院などはこの手口をよく使います。

組合が交渉を会社に申し入れる場合、労組としての交渉権を行使するわけで、本人には「交渉窓口はユニオンであり、労組に言ってくれ」と言うようにいつも言います。法律を知らない組合員がユニオンに内緒で会社に要求書や質問書を送ることは、ユニオンの交渉権を侵害するだけでなく、愚かにも会社に要らぬ証拠を与え、最悪の場合「解雇の追認」さえ与える事になります。

中には、ユニオンに勝手に会社と交渉した事が悪いこと=裏切りだという自覚さえない人もいます。ユニオンに加入するということは、問題の解決をユニオンに委託することです。(但し必要に応じて、非公然で組合に加入していることを秘密にして、本人交渉の形で解決を探る場合もあります。その時はユニオンは裏から組合員をキチンと指導するようにします。)

ユニオンが会社側に交渉を申し入れる場合、新世紀ユニオンでは交渉窓口を確認してから、団体交渉を申入れます。ユニオンが乗り出している場合、組合員は絶対に会社と勝手に交渉してはいけません。それではユニオンの戦略戦術が崩れます。

会社側は労働者の経済的弱さを知り尽くしており、あたかも話し合いで解雇が撤回できるかの幻想を抱かせ、ユニオンを通さず交渉に引き込み、録音の証拠をとり、失業保険の手続きを進め、解雇の追認を取れば、ユニオンの闘いが難しくなります。つまり会社の狙いも分析できないのに勝手に交渉することがいかに愚かであり、ユニオンに対する利敵行為かは明らかで、本人が自覚していたか、いなかったかは関係ないのです。愚かな行為で自分が損をするのです。

裏切り行為は動機があったか、組合を利用したかは関係なく裏切り行為なのです。労働者は会社が組合との交渉より、何も知らない本人をだます方がたやすいと交渉を申し入れることがあっても(このことは常に経験することです。)それを断固として拒否し、組合と交渉するように会社に言うことが重要な事なのです。愚かで、それができないならユニオンに加入すべきではありません。泣き寝入りすべきです。

労働組合の交渉権に付いて!

労働組合の交渉権は憲法28条で認められていますし、労働組合法第6条は組合員のために交渉する権限を認めています。労組と弁護士は交渉権を持っています。信用して解決をゆだねたら、協力して貰わないとうまく行きません。ダメユニオンが会社から裏金を受け取り裏切るのは交渉権を悪用しているのです。

ユニオンに加入した組合員が、ユニオンに内緒で会社と交渉したり、勝手に裁判をやろうとする例が時々あります。ユニオンが会社に書面を送付し、交渉窓口を明らかにするよう迫っても全く返事がなく、おかしいと思っていたらユニオンに内緒で本人が会社とメールで交渉していた例があり驚きました。

本人が自分で交渉するのであれば加入金や組合費を支払ってユニオンに加入する必要はありません。ところが労働問題での知識がないのでユニオンから知識を仕入れ、その上でずるく立ち回り、会社と秘密に交渉することでなにか勝ち取れるわけではありません。それどころか会社に重要な証拠を与え、今後闘えなくなります。

ユニオンが会社と交渉を目指しているのに、本人が並行して会社と交渉する意図は何なのか?理解出来ません。法律も知らない素人が交渉して解雇を撤回できるわけがありません。むしろ重大な証拠をあたえたり、解雇の追認をして闘えなくするのです。始めからユニオンを信頼できないのであれば加入しなければいいのです。

以前、違法解雇され加入した労働者に「ユニオンが証拠作りをしたら勝てる」と答えたら、証拠作りもしないまま自分で弁護士のところに行き勝手に裁判をやろうとして、「勝てない」と言われて失敗した例があります。ユニオンは裁判で勝てる証拠作りをしてから裁判を闘います。ところがユニオンに解決金の10%の拠出金を支払うのが嫌で、勝手に弁護士のところに行きます。証拠も作らず勝てるわけがありません。闘争には段階性があることすら理解出来ない人が多くいます。

ですから10カ月分解決金を取れると思っていたのが1円も取れない事態になります。ユニオンに加入するということは交渉をゆだねるということです。ところが時々ユニオンを「トラの威をかる狐」のように、利用してやろうと考える人が、ユニオンに内緒で交渉し失敗するのを私は何回も見ています。ですから加入時にはユニオンを信頼して貰うために、できるだけ成功例を話すようにしています。初対面の人の信頼を得るのは非常に難しいのです。

会社からひどい目にあわされてネットで検索し、新世紀ユニオンの記事にたどりついた人は信頼しているので証拠作りに協力してくれるし、うまく闘えることになります。交渉権がうまく生かせるかどうかは本人次第なのだと言うことを知って欲しいと思います。ユニオンを自分の裏取引に利用しようと考える人は、自分がなぜ解雇されたかを反省する必要があります。企業は働かせることで利潤を手に入れるのに、なぜその利潤の源泉を解雇するのか?自己の不誠実・ずるさ等を見抜かれたからではないのか?反省して欲しいと思います。

兵庫県地労委に上ヶ原病院の事案で救済申し立てをしました。

申 立 書
労働組合法第7条1号3号違反事件に付いて、貴労働委員会規則32条の規定により、下記の通り申し立てます。

 請求する救済の内容
(1)不当労働行為の経過と不当労働行為の具体的事実
被申立人医療法人財団樹徳会(以下上ヶ原病院という)は申立人組合員であり申立人看護師であるA氏に対し、同僚のいじめと、上司による退職強要を繰り返えし受けていた。A氏は雇用を守るために平成28年11月26日新世紀ユニオンに加入した。

新世紀ユニオンは同年11月29日付けで団体交渉の申し入れを行った。(甲第1号証)同日A氏はS看護部長に辞めるつもりがない旨通知書を送付した。(甲第2号証)上ヶ原病院は団体交渉の申し入れを長く放置し、当ユニオン委員長のグログに「上ヶ原病院から期限までに回答なし」(甲第3号証)と記事を書くことになった。年末になり上ヶ原の事務長より電話で12月26日に団体交渉を開くとの回答があり、急きょ交渉委員を募集した。

団体交渉(録音記録甲第4号証)では上ヶ原病院はA氏を正看護師として取り扱うこと、具体的な内容については質問・要求をユニオンから書面で提出することになった。
当ユニオンは28日に別件での団体交渉を控えていたことから質問・要求に付いての委員長メモ(甲第5号証)を作成し、年明けにも働き方に付いてA氏の意見を聞き、書面を上ヶ原病院に提出することにしていた。

新世紀ユニオンではこれより先、薬剤師のB氏の解雇事案の裁判を闘ったことからB・A両氏の友人・知人等を組織し、新世紀ユニオンの支部結成に向けた構想を持っていた。
ところが平成29年の新年早々に、当ユニオン「委員長のブログ」に「Aさんをつるし上げたら休んでいるのはユニオンの指導か?」との書き込み(=ブログ荒らし)があり、さっそく上ヶ原の代理人に対し電話で調査を求めるとともに、平成29年1月16日上ヶ原の弁護士から「ご回答」の書面でつるし上げはなかったとの内容(甲第6号証)が送られてきた。

同1月17日当ユニオン名で「ご回答」への反論と抗議書面(甲第7号証)を送った。当ユニオンの調査では団体交渉の2日後に上ヶ原の看護師の集会が開かれ、A氏が職場で吊るし挙げられ、団体交渉で正看護師として扱われると思っていたのが、実は戻ってもモンスター化した看護師集団の中で孤立無援であり、引き続き仕事を教えてもらえず、居場所はないと自覚させるための集会であった。このことからA氏がひどい精神的落ち込みに襲われ、うつ病を発症していたことが分かった。

上ヶ原病院事務長は団体交渉でA氏を「期間契約だ」と主張したがハローワークの求人票は「雇用期間の定めなし」(甲第8号証)となっている、との当ユニオンの主張から認めざるを得ず、やむなく職場でのつるし上げによってA氏を精神的に潰し、院内の新世紀ユニオン組織化潰しを企んだものである。  以下略
9月29日付けで兵庫県労働委員会より「不当労働行為事件調査開始通知書」が送られてきましたので組合員のみなさんに御報告します。
プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono
一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:9:00~18:00
土日祝:12:00~17:00
(土日祝と17:00以降は要予約)
Tel:06-6452-5833
Fax:06-6452-5677

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