誰がブラック企業をはびこらせたのか?

現在新世紀ユニオンが相手にしているブラック企業と事案の内容は以下の通りです。

・フーマワタナベ<残業代を請求したら不当な懲戒解雇・裁判中>
・ビーピー・カストロール<パワハラの隠蔽と不当解雇で裁判中>
・ソフトハート研究所<契約書の偽造・違法解雇・就業規則等の非開示で裁判中>
・菱江ロジステックス<国籍差別・パワハラで休職・不当な対職扱いで裁判中>
・上ヶ原病院<パワハラ・不当労働行為で労働審判中、うつ病で労災申請中>
・小阪病院<パワハラ・院内保育所の偽装閉鎖・違法配転等訴訟準備中>
・伊藤製油<4年前のメールと届けた欠勤を無届だとして違法解雇・裁判中>
・田能老人福祉会<保健師さんを違法解雇で裁判中>
・甲南大学<教授のパワハラ・大学の管理責任の放棄で裁判中>
・京都府立大学<裁判の和解条項違反・団交で和解を拒否、地裁調停中>
・ホテルプラザおおさか<脅迫して退職届をかかせる。団交で和解拒否>
・アーディック<残業代を請求したら違法解雇・先日裁判上の和解が成立した>
・ナニワ計算センター<マタニティーハラスメントで退職強要、重いうつ病に、現在労災再審査請求中>
・SUMICO<賃金約200万円プラス利子の未払い、裁判所の支払い命令が確定するも高木一優が未払いで逃亡>
・ウエノビジネスグリル<裁判で和解が成立したが支払わず会長上野宏が逃亡>
このほか現在退職強要を受けている組合員が数名います。安倍政権になってからブラック企業が激増しています。安倍政権の労働問題での規制緩和が、企業を規制緩和を先取りする違法行為に駆り立てています。例えば解雇の自由化を安倍政権が検討していることが違法解雇を激増させているのです。政治が規制緩和を検討すると企業の先取りが増えるのが日本の特徴なのです。

残業代を払わない、就業規則を開示しない、逆らうものは解雇、弁護士が違法行為を指導しているのが特徴です。ところでブラック企業は資本主義経済の公平な競争条件を破壊します。真面目に残業代を払っている会社は競争で不利になるのです。こうしてブラック企業の増加とともに違法行為が激増し、野蛮な搾取がふえ、新世紀ユニオンが多忙となります。ブラック企業の増加は野蛮な搾取と労働の奴隷化を促します。日本社会が劣化し、労働条件が劣悪化し経済が縮小(=デフレ)します。
ブラック企業増加の張本人は規制緩和を進めた安倍首相であるのは明らかです。

規制緩和が国民経済を縮小させた!

国民経済は対立面の統一の法則の中で運動している。労働者と経営者は利益の配分を巡って対立しているが、どちらも相手を必要としている。大幅な賃上げは一時的に利益を減らすが、しかし拡大する個人消費が国民経済の拡大再生産を促すので、将来の利益の拡大を保証するのである。それゆえGHQは戦後労働改革で強い労組を誘導したのである。

アメリカ経済は市場規模が大きいのでその覇権的地位を保持しえているのである。日本経済が非正規化や残業代未払い等で実質的賃下げを進めた結果国民経済の縮小再生産(=デフレ)招いた事との違いは、アメリカの資本家は生産性の向上を先行し、配分を不正にごまかすような絶対的剰余価値の追求をしないが為に市場規模が大きいのである。

日本経済は設備投資を促す環境整備が重要なのであり、姑息な絶対的剰余価値の獲得策は国民経済の縮小を招くだけなのだ。日本企業は莫大な内部留保を蓄えている。したがって残業割増率を100%ととし、最低賃金を1200円にアップするなら、残業させたり、人を雇うのではなく省力化投資を政策的に促せば、企業の利潤率は格段に増えることを指摘しなければならない。

すなわち日本経済の20年に渡るデフレ経済は労働組合の家畜化の誤りと、小泉改革以後の非正規化の誤りの結果であり、労働争議の公認と残業割増率や最低賃金の引き上げ等の規制強化が、日本経済の拡大再生産への道なのである。安倍政権が規制緩和の政策で解雇の自由化や金銭解決制度で安上がりの解雇制度を作ろうとしているのは、国民経済の拡大再生産にとって個人消費の拡大が重要な事を全く理解していないがためである。安倍は政治を経営者の目先の利益から行う誤りを続けている。

日本経済の再生の道は誰が考えても大幅賃上げなしには有り得ない。必要なのは設備投資による生産性向上を誘導する政策だ。最低賃金の欧米並みへのアップと残業割増賃率の100%へのアップ、同一労働同一賃金が法的に保証されるべきである。これらが実施されると企業の省力化投資に火を付けるであろう。企業経営者の強欲を刺激し、自ら国民経済は対立面の統一の法則の中で運動している点を理解させることが必要な事である。すなわち経営者の目先の強欲が過ぎたるゆえに日本経済の縮小再生産(=デフレ)があることを自覚させる以外ないであろう。国政レベルの政策は国民経済を発展させる視点から行うべきで、一企業経営者の視点からせこい賃下げ狙いの規制緩和などすべきではないのである。

本日小阪病院に回答書を送りました!

回答書

貴病院からの、当方の組合員であるA氏への平成29年6月8日付け、並びに新世紀ユニオンへの平成29年6月14日付け書面に回答いたします。

1、について貴病院の違法な配置転換については当方は受け入れていません、したがってA氏の現在の所属は小阪病院であるので、ヴェルディへの所定の手続きは出来かねます。O局長は先の団体交渉でA氏がヴェルディへの所定の用紙を持って帰ったことを「配置転換を追認した。」と明確に語っています。しかも貴病院の「ヴェルディに対して所定の手続きを取ること自体をもって、当会の配置転換の有効性を自認したとの判断をなすつもりはない。」との書面は何故か印鑑がない。貴職のやり方はいつも詐欺師のごとくなので、当方はこの書面を信じることは出来ません。A氏が有休の届を出した折にも貴職はこれを認めなかった。これらは違法なパワハラと当方は認識しており、したがってA氏が配置転換を認めていない以上、貴病院の配置転換先ヴェルディに書面を提出するつもりはありません。

2、休職命令について
貴病院が求めている診断書原本についてはA氏の体調が少しでも回復しだい貴病院宛て送付する予定です。ヴェルディの就業規則第66条第2号を適用して休職扱いする事は間違いです。A氏の所属は小阪病院なので小阪病院の就業規則を適用すべきです。ことごとく事務手続きを利用して、配置転換を追認したとの既成事実を不当に積み重ねようとの画策は策術が過ぎると指摘しなければならない。

3、保育関連の書類について
A氏は院内保育所で25年間不要な書類は破棄してきました。これは貴病院局長の陰謀体質から個人情報が漏えいされ、A主任の責任が問われるのを避けることが狙いでした。今回の院内保育所閉鎖時に当然不要の書類は破棄しました。A氏は院内保育所の閉鎖が事実と思いこんでいたのでそうしました。まさか東大阪市に保育所の閉鎖を届けていなかったこと、したがって保育所が今も存続していたことを知らなかったのであり、貴職が局長として保育関連書類をA氏が処分したと聞いてから、それを問題にするのは筋違いというべきです。A氏に顛末書を提出せよ、とのことですが、当方は顛末書を提出すべきは小阪病院の方であることを指摘しておきます。陰謀は程々にして頂きたい。

A氏は、病院の手先のX保育士等がA氏からパワハラを受けた、等というでっち上げ問題を引き起こされ、局長よりA氏の管理責任が問われるなど、陰謀を画策されました。昨年末には懲罰委員会への出頭命令さえ出され、A氏の責任を問い、不当な処分を画策しました。新世紀ユニオンとの平成27年12月29日の団体交渉で「でっち上げなので処分は止めて欲しい」との当方の要請に対し、貴職は処分を強行する旨回答しました。やむなく私が、当方は弁護士を懲罰委員会に出席させる旨申し出ると、なぜか処分騒ぎは終息しました。その後A氏はX保育士が上の指示で「Aを辞めさせたい」と他の保育職員に漏らしていた事を聞き、陰謀であることを知るに至りました。

以上のような経緯を見るにつけ、また院内保育所の廃止で他の職員には委託先への出向を働きかけ、A氏だけ特養でのオシメ換え等の仕事を命じるなど配置転換命令で不当労働行為を行った事に厳重抗議します。不当な配置転換は即時撤回されるべきです。
貴職のなすこと、ことごとく現在もうつ病で苦しむA氏への追いうちの嫌がらせであり、あたかも精神的暴力に他なりません。当方は今回の違法な配置転換について法的措置をとることを既に貴職に通知しています。これ以上のパワハラは慎まれた方がいいと思います。以上

平均法則で物を見る重要性について!

 私は以前、知り合いと話をするため喫茶店にいりました。その喫茶店の店主が「当店は時間制です30分経ちましたのでお帰り下さい」と店を追い出されたことがありました。その喫茶店にひと月後行くとすでにつぶれていました。
 喫茶店の客には1時間以上粘る客もいれば、10分ほどで帰る客もいます。それをいちいち30分で追い出せば、誰もその店に入らなくなります。つぶれるのは当然です。その店の店主は平均法則で物を見る事が出来なかったのです。30分ごとに客を入れ替えれば儲かるとかんがえたのです。つまり「獲らぬ狸の皮算用」をしたのです。

 こうした事は、ユニオンに加入してくる組合員にもいえます。ユニオンを騙すために嘘をついて加入してくる人もいれば、一時的に利用し、問題が解決すれば1週間で辞める人もいます。ユニオンの社会的必要性を理解している人も最近は増えてきました。つまり労働者の中にも、先進・中間・遅れがあります。つまり物事には多様性があります。だからユニオンに嘘をつき、騙す人もいます。ユニオンを利用する身勝手な人がいても、いちいち落ち込む必要はありません。平均法則で物事を考えると腹も立ちません。

 多様な性格の人がおり、多様な考えの人がいるのです、平均法則で考えれば腹も立ちません。むしろこの社会は多様性に満ちているから面白いのです。 職場には、ごますりもいれば、日和見もいます、真面目に仕事一筋の人もいます。真面目に働いても上司がそれを評価できないで、ごますりを重用するバカな会社もあります。この場合問題は上司・会社の側にあります。ですから真面目に働く労働者が割を食う職場が少なくありません。

 この場合、問題を解決するにはどうすべきか考えればいいし。考えが付かない場合はユニオンに相談してほしいと思います。この世に解決できない問題はありません。この世で起きた問題は、すべてこの世で解決できるのです。遠慮せず職場の矛盾を解決する方策を相談して下さい。平均法則で考えればごますりがいて、日和見がいて、真面目な人がいて当然なのです。少しいじめられて腐る必要はありません。冷静に職場を分析する事が重要です。ユニオンに状況を分析して相談すれば必ず解決の糸口がつかめます。
 感情的に物事を見ないためには平均法則で、客観的に考えるようにしてください。そして遠慮せずユニオンに相談して下さい。

組合員の皆さんへの新世紀ユニオンへの資料提供について!

新世紀ユニオンでは組合員の保有する資料のコピーを全て提出して頂き、ユニオンのファイルと組合員のファイル2か所で資料を保存することにしています。これは組合員が保存する資料を盗まれたり、失ったりした時、裁判ができなくなることを防止する意味もあります。実際に会社に尾行され、証拠資料の入ったカバンを盗まれた組合員もいます。

ところが組合員が資料をユニオンに送付してきた書面の固有名詞が黒く塗りつぶしている場合が少なからずあります。実際にその為控訴審の資料がなくて困った例もあります。本人は個人情報保持のつもりなのですが、労働組合は代理権を持つので組合員が資料をユニオンに開示しても(コピーを渡しても)個人情報保護法違反とは絶対になりません。

名前を黒く塗りつぶしては資料を2か所で保存する意味がなくなります。その事を理解しない為貴重な証拠を紛失し、控訴審に証拠を生かせなかった例もあります。ユニオンが必要な資料の提出を求めるのは、証拠を2か所で保存しないと、紛失して裁判が闘えなくなることを避けるためであり、指導部が闘いをキチンと指導するため、本人と認識を統一する必要があるからです。したがってユニオンに提出する資料は原本をコピーしたものを手を加えず送ってください。

転職して新しい職場の契約書や就業規則もキチンとコピーをユニオンに提出して下さい。そうしないと指導が必要な時に資料がない、ということになりかねません。面倒でも新しい職場の資料を入手した場合はユニオンにコピーを提出して下さい。

事案が解決し、新しい職場に就職した人は、転職先の資料を入手し、キチンとそろえるようにして下さい。その際コピーをユニオンの事務所でおこない、提出するように心がけてください。一般的に事案が解決した人のファイルが空の場合が少なくありません。

ブログ記事にその事案を書くかどうかはすべてユニオンが判断します。弁護士が近く和解提案が出るからブログに書くな、と言ったとしても私は従いません。会社から弁護士に「毒」がまわる可能性もあるからです。したがって私に「ブログに書くな」とか言うことはムダであり、ブログに書くかどうかはユニオンが戦略的・戦術的に判断します。ただし書いて欲しいという希望はどしどし出して下さい。

プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono
一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:9:00~18:00
土日祝:12:00~17:00
(土日祝と17:00以降は要予約)
Tel:06-6452-5833
Fax:06-6452-5677

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